40半ばを過ぎて身体のあちらこちらにガタが来た・・・と感じるのは病院のお世話になる事が増えた事。
ちょっとした事でも若い頃ならいつの間にか治ってました。
しかし、最近では放置しても治らずに長引いたり、逆に悪化してしまったり。
ああ、人生の折り返しを過ぎたとわかっていても、まだまだ働かなければならぬ・・・
そんな自分に降りかかったのが「腰痛」です。
若い頃なら「やりすぎちゃうか?」とからかわれたりするぐらいで、そんなに深刻に考えずとも良かった。
それこそ2,3日もすれば何事もなかったように腰痛自体も忘れ去ってましたからね。
でも今回はそれがいよいよ長引いてしまって、接骨院などのお世話になることに。
若い頃と違って運動量も減りますから筋肉も固くなるんですよ、と整形外科の先生に言われました。
だからといって仕事量は増えてますから時間も取れないし、何か根本的に見直す物はありませんかと尋ねたら「寝具を見直してみてはどうでしょう?」との事。
寝具、寝具か・・・・そういえばその辺に売ってる布団を何も考えずに安いからと適当に買ったままでしたね。
よく考えてみると「人生の1/3は寝ている」という事実は揺るぎないもの。
では、そこに投資してみるのも悪くないんじゃないかな、と色々と調べてみる事にしました。
調べていくととても奥が深い・・・。
色んな種類の物があり、そして値段もピンキリなんやなという事を知りつつどんどんと沼にハマっていく感覚・・
最終的に購入したのは「雲のやすらぎプレミアム」というマットレス型の敷き布団でした。
Contents
過去、そして今までの寝具環境
20過ぎの時に家を出て独立した時にベッドを買いました。
実家にいる時は布団を床に敷いて寝てましたから、ベッドはいわば「憧れ」でしたね。
しかし、その時のマットレスはいわば「一番安い物」をチョイスして買ったのを覚えています。
一人暮らし中に布団の訪問販売などを受けた事もありましたが、「寝具に金なぞかける意味がわからない」という理由でいつも追い返してましたね(笑)
その時の「金をかけない」という意識は40を超えた今もずっと持ってるのが災いして、そこらへんで適当な「一番安い布団」を買ってそれを使っておりました。
薄さはほんの8センチ程度。畳を背中にモロに感じるレベルの物です。
基本的に上を向いて寝るよりも横になって眠る時の方が多かったためか、あまりこれでも不満は感じなかったんですよね。
というより、こういう布団で寝ていたから、上を向いて寝ると腰に負担がかかるのでは?とも思ったんですな。
お医者さんに「寝具を見直してみては?」と言われてからは「まず畳を背中に感じる様な物はやめよう」と思いました。
しかし、自分はベッド環境ではないので「適度な厚さを持つ敷き布団」を探す事になったのですがそれは困難な道だったのです・・・
高反発マットレス?低反発マットレス?どちらが腰痛にはベストなのかを調べてみた
腰痛、寝具というワードで色々調べてみると「そもそも布団はやめろ」という意見が多い事に気付きました。
我が家の敷き布団はやっすい布団で、いわゆる木綿敷布団だったのですがそれを分厚くしても重すぎて上げ下ろし出来ない、とか。
じゃあ、次は羊毛敷布団って事になるんですけどもそれだと「硬さ」が出せないって事みたいです。
ところが最近では「機能性敷布団」という言葉があるようでして。
ウレタンマットなどを利用して作られている布団で、マットレスと兼用みたいな形の製品も増えているとの事でした。
その機能性ふとんですが「高反発」と「低反発」という2種類に分類される事が多いようです。
低反発マットレスとは
反発が少ない、という事はきっと柔らかくてふかふかな感じなんだろうなと思って調べ始めましたが、その名の通りでした。
寝転んだ時にゆっくりと沈み込むように身体がキープされるのが低反発マットレスの特徴だそうで。
横向きに寝転がってもピタリとキープする製品も多いとの事。
製品バリエーションも豊富でそれこそ数千円台からシングル用のマットレスを入手する事が出来ます。
しかし、その柔らかさがアダになってか寝返りが打ちづらいのが腰痛に関してはマイナス。
同じ姿勢のままずっといるとあまりよろしくないという事なので、睡眠中にいかに寝返りを打ちやすいかというのも腰痛対策としては重要ですから、今回の寝具探しの目的としては低反発マットレスは自分の目的と合致しませんでした。
高反発マットレスとは
名前からして思いっきりドーン!と乗っかったらバイーン!って返ってくるマットレスの事なのかな、と思っていましたが実際はそうではなくて、寝た時に沈み込まずに跳ね返す力が強い物を「高反発マットレス」と呼ぶそうです。
健康な人の場合、睡眠中に20回ほど寝返りを打つらしいですが、もちろん実感はありません。
果たして自分は寝返りなんて打っているのだろうか・・・とも思いますがさすがに定点カメラを設置するのも面倒くさいですしね(笑)
高反発マットレスは寝ている間に一点に体重を集中せずに分散してくれる機能を持ちつつ、寝返りも打ちやすいので腰痛対策に選ぶ寝具としては高反発マットレスがオススメだとわかりました。
スポーツ選手などにも愛用者が多いのが高反発マットレスの特徴。
そりゃ寝てる間に身体を痛めるなんて事があってはなりませんしね・・・・
ただ、デメリットとしては製品バリエーションが少なくてそれなりに高価な物が多いという事。
でも今回の目的としては腰痛対策なのでこっちの高反発マットレスを捜す旅に出たのでした。
雲のやすらぎプレミアムの魅力、それは「布団」だという事
「腰痛 布団」などで検索すると出てくるのはほぼ「マットレス」の話題ばかり。
これでは布団を上げ下ろししている我が家の環境では、全ての環境を見直さなければならなくなります。
しかし、腰をサポートするほどの分厚い布団を折りたためるか、というのも難しい話。
ある程度大きくなるのは仕方ないにしても、それは押し入れの中を整理すれば済む話。
受け入れ体制が整った所で色々と探し始めましたが、正直値段もピンキリでどれが何やら。
あんまり安いのを買っていると今までと変わりないので、今回は5万円までで収まるならという意識で探しました。
そうすると西川やニトリなどの有名な所や、モットン、エアウィーブなど今まで知らなかったメーカーを知る事が出来たのです。
んじゃとりあえず目に見て選んでみるかいね、と思って近場のニトリに行ってみました。
一番手っ取り早いというか、ああいう量販店だと色んなの見れますし、何より担当者がついたりして「買いませんか」とか言うて丸め込まれるのんはちょっと怖いじゃないですか・・・・
なんとなく布団専門店というのはそういうイメージがあるんですよね、昭和生まれなので(笑)
ニトリにはそれこそコイル式のマットレス(厚さ36センチのものも!)から折りたたみ式マットレスまで様々な物がありました。
今回は「出来れば折りたためて押し入れにしまえる」という目的が決まってますのでそれらを探してみる事に。
ところが折りたたみが出来る高反発マットレスとなると分厚さが7センチの物しか店舗にはありませんでした。
実際に触ってみると「うーん、これじゃあちょっと薄いかな」って不安になるレベルです。
ネット限定で10センチの折りたたみ高反発マットレスがニトリにはあるんですけども、やっぱりもう少し分厚いのがいい。
というわけでニトリにある商品では今回のニーズと合致しないという結果になりました。
色々と検索して調べていく内に目に止まったのがこの「腰痛を悪化させないマットレスの選び方、腰痛を楽にするマットレスのおすすめは?」というページ。
このページに書かれている事を色々と読んでいって、最終的に「これかな?」と選んだのがイッティの「雲のやすらぎプレミアム」でした。
「決定版!」という響きが何やらディスコブーム時代の「ジンギスカン」を思い出させる響き。フィーリング。
気になるポイントというのは案外そんなもの。
あと初回に限り100日間の返品保証がある、というのもすごいなと思いました。
ダメで元々、まず使ってみればいいじゃねえかというその姿勢にイッティさんの心意気を感じましたね。
17センチという分厚さにも惹かれましたね。
なんせ今まで使ってた布団の倍ですから(笑)
そしてこの写真を見る限りなにやら何層にもなってそうな構造。
ただ単に「いい綿を詰め込みました」だけではない「考えられた何か」を感じたのも使ってみようと思った理由でした。
雲のやすらぎプレミアムに感じた不安な点
「気に入らなかったら金は返すぜ。さあ使ってみなよ」という事はわかりました。
が、やはりそれでもこれを買うのをためらった理由は「こんな分厚い布団が折りたためるのか」という点。
先ほども書きましたが、我が家は布団を上げ下ろしして生活している環境なのです。
押し入れの中はある程度整理しました、しかし届いてみた所で収納出来なければ様々な生活環境の変更をしなければなりませんし、何より嫁さんの「アンタ、また何も考えずに買ってから!」っていうカミナリが怖い・・
ただこればかりは、届いてみないとわからないという側面もあります。
電気屋で見た液晶テレビが「デカいな」と思って実際それが家に来ると意外に小さく感じるのと同じ理由です(笑)
ここはもう勢いです。買ってみるしか・・・・・ねえ!
雲のやすらぎプレミアムを買ってみた!
さあ、実際買ってみる事にしようって事で以下は購入から現在までの顛末記です。
まずはどのサイズを選ぶ?→シングル一択でした。
嫁さんと一緒に寝てます♡みたいな時期はとっくに過ぎてましてね・・・
今では6畳の作業部屋という名の自室に布団を敷いて寝起きしております。
そんな状況でセミダブルもダブルも何が必要なものか!という状況なのでシングルを選択。
公式ショップの注文画面はとてもわかりやすくて
- 1人で使用される方は【シングルサイズ】39,800円
- 1人でゆったり眠りたい方は【セミダブルサイズ】49,800円
- 2人で一緒に眠りたい方は【ダブルサイズ】59,800円
これのみしか書いてありません(笑)
硬さなどは選択出来ませんでした。
シングルサイズを選んで、後は送付先入力(同時に会員登録されます)そして「支払い方法」を選ぶだけ。
支払い方法も
- 代引き(10000円以上の購入は手数料無料)
- クレジットカード決済(VISA,MASTER,JCB,AMEX)
- NP後払い(コンビニ・銀行振込・郵便振替)
- 銀行振込(先払い)
と幅広く選べます。
メールマガジンの送付は「受け取る」が初期選択なのでこれをどうするのかも忘れずに。
・・・・・楽天市場でよく買い物する方はメルマガに関しては敏感だとは思いますが・・・
5000円以上は送料無料って事なので、これは自動的に無料になりました。
一緒にボックスシーツも買おうと思ってたんですけども、セット販売みたいな形がなかったのが少々面倒でしたね。。
同社の安眠枕である「六角脳枕」とのセット販売はあるのですけれども、シーツは単独で購入ページの下の方にぽつんと存在してるのでわかりにくかったです。
「これも一緒にいかがですか?」みたいなAmazon形式に慣れているせいですかね(笑)
雲のやすらぎプレミアムシングルサイズ39,800円+3重ガーゼボックスシーツ5,980円の合計45,780円で購入!
想定していた50000円の予算内ですっきりと収まりました。
雲のやすらぎプレミアムが届いた!
注文してから2日後、唐突にピンポンとそいつはやってきました。
おおう、なかなかの存在感じゃないですか。
そしてそれなりの重量があります。「え、これ本当に布団?」って思うぐらいのズッシリ感。
なんとか中に運び込んで転がしてみました。
きっちりと「雲のやすらぎプレミアム 敷き布団 S」というステッカーが貼ってあります。
包装紙はなかなか分厚くて手だけで破るのはちょいと難しいレベル。
カッターを使って包装紙をカットするわけですけど、決して突き立ててはいけませんよ(笑)
慎重に慎重に・・・・・
おお、ようやく中身が見えてまいりました・・!
実際に広げてみましょうぞ。
布団というよりは「固めのマットレス」の質感に近いです。
折り畳んでも「バン!」って勝手に戻ってしまうぐらいの弾力ですね(笑)
これ、押し入れにしまうときには付属のゴムバンドで止めてしまわないと無理だなーー・・・・
届いてすぐに困ったぞ、と感じたのはこの一点ですね(笑)
さて、その「17センチ」という分厚さは本当なのかい?って思いましておもむろに開封直後の状態を撮影。
きっちりと17センチ、いやそれ以上ありますがな(笑)
今まで使ってた布団ってこの雲のやすらぎプレミアムの半分の線の所までですからね。
そりゃ畳を背中に感じるわけですよ(笑)
雲のやすらぎプレミアムに寝転んでみた!
よっし、それじゃ初の布団ダイブだ。
40過ぎたおっさんが寝転んでる写真なんぞ、きっと誰が見ても不快なだけなのであえて割愛っ!
・・・・・これは・・・・思ったよりも固めのファースト・インプレッション!
普通分厚いお布団(マットレス)って身体が包み込まれるようにふわーって沈む感じがしそうなもんですが、この雲のやすらぎプレミアムは「よっこいしょっと」って感じで身体を受け止めてくれる感じ。さすがは高反発マットレス!
上を向いて寝てみると、腰が感覚的に2センチ程沈んでいる感覚です。
もちろん背中に畳を感じるはずがありません(笑)
横を向いて寝てみるとほっぺにひんやりとした感覚が。
シーツなしの肌触りもイヤな感じは全くしません。
イヤな臭いなども一切なし!ああ、このまま眠ってもいいかい?
・・・ってダメダメ。一緒に買ったシーツをつけないと!
こちらが一緒に買った3重ガーゼボックスシーツ(5,980円)です。
装着してみましょう。
もう見た目は完全にマットレスになってしまいましたね(笑)
ボックスシーツですが、マットレスみたいに重くないので布団を立てて装着出来るのでとても楽。
ガーゼというのもものすごくサラサラしてて気持ちよいですし、何より汗を吸ってくれそう!
しかしこのシーツから少し毛玉が服に付いてしまうのが難点。
このシーツを付ける際に黒の上下のスウェットを着ていたのも敗因の1つですが(笑)
好みの色とか選べないのでそういうのを気にする人にはこのシーツはいらないかも知れませんが、自分としては乾くのも早そうですしこのシーツを選んで大正解でしたね。
さて、今夜はどんな眠りが待っているんだろう。早く夜になれー!
雲のやすらぎプレミアムで朝まで眠ってみた!
掛け布団は前の物を流用して、敷き布団は雲のやすらぎプレミアム。
電気を消しておやすみタイム。
そっと腰を支えてくれるこの感じ。ああ、とても良い感じの布団イン。
・・・・・気付けば朝でした。7時間連続で睡眠。
いつもであれば3時間ぐらいで一旦目が覚めてしまいますがこれは驚異的。
やはり畳を背中に感じるような薄い布団ではまともに寝れないのではなかろうか、と思いましたね。
以前の薄い布団の場合は目覚めた時、起き上がるのも身体のあちこちが痛かったのですが、この雲のやすらぎプレミアムだと痛みが全くなかったのも驚きでしたね。
それこそ「ヒョイッ」って起き上がれるんです。「ヒョイッ」って(笑)
「よーっこいしょ・・・」って感じだったのが、忍者の如く素早く起き上がれるというこの違い!
いかに毎日、身体に負担をかけながら眠っていたのかを実感した時でした。
寝返りを打っているかどうかまでは、定点カメラ観測でもしないとわからないのですが、きっと途中で目覚めないって事はそれらもごく自然に行えているって事なのではないでしょうか。
ここまで結果が違うと、それこそ眠る事が楽しみになるじゃないですか。
今までは「眠らないといけないから仕方なく眠る」。
明日からは「ああ、早く眠りたい!」この違い、そりゃお金掛けた甲斐がありますわ。
お医者さんの「寝具を見直してみては?」というのはこういったメンタル部分にも大きく作用するんですね(笑)
そんな感じで僕の「雲のやすらぎプレミアム」ライフは始まったわけなのです。
雲のやすらぎプレミアムはヘタってしまうのか?2週間後の計測
リニューアルされる前の「雲のやすらぎ」はヘタってしまう、というレビューが目立ってたそうで。
確かにAmazonのレビューでは「人型の跡が残った」とかほんまかいな、みたいなレビューがあります。
レビュー日付を見るとそれはリニューアル以前の製品のものばかりですが。
恐らくそれを受けてのリニューアルで「雲のやすらぎプレミアム」となったのですが、芯材を見直して固くしたそうです。
旧タイプを持っていれば比べる事も出来るんでしょうけども、持ってないのでこれは未検証。
2週間これを使い続けて、眠るのが楽しくなってきましたが腰痛がこれで改善されたか、というのは正直微妙なのです。
だけど、起き上がる時の身体のバキバキ感はなくなったのでよい方向に向かっているかと。
で、実際に計測してみればいいじゃないって事になりました。
なお、現在は外壁塗装工事の為にベランダに布団が干せないのでこの2週間、1度も天日に当ててない状況です。
これを見ると2週間使ってようやく17センチになった、という感じがします(笑)
寝心地の気持ちよさはそれこそ全く変わってませんね。
あ、そうそう。1週間してから裏表をひっくり返してシーツをかけ直しましたねそういえば。
マメに裏表をひっくり返す事もメンテナンスの1つだそうです。
これが半年後にどうなっているか、というのもまたこの記事に追加しようかと思います。
雲のやすらぎプレミアムはヘタってしまうのか?半年後の計測
雲のやすらぎプレミアムを使用し始めて半年経ちました。
その間、天日に干したりは1度もありませんが、80kgの自分が毎日眠った結果どうなってるかを掲載します。
15センチ。2センチほど凹んでいるように見えます。
さすがに少しずつはヘタってくるんでしょうねえ・・・・あ、そうか。一度も干してないからかな・・・
梅雨が明けて天気の良い日に一度干してみてから再度計測して掲載してみようと思います。
雲のやすらぎの悪い評判、口コミは本当?
TwitterなどのSNS、そしてレビュー記事などを読んでみるとそれなりに悪評が見つかります。
しかし、買って使ってみてわかった事をざっと書いていこうかと。
布団が重たい
雲の安らぎは重たい、重すぎる!!という事に触れているサイトは本当にたくさんありました。
これに関しては自分は「そりゃそうやろ」という感想しか持てませんでしたね(笑)
今まで使ってた布団はペラペラの安物、それがダメだと分かって分厚い物を買うのですから重くなっても当然としか考えなかったんですよね。
とはいえ、スプリングコイルが仕込まれたマットレスみたいに数十キロあったらそりゃ困ります。
公式サイトには厚さ17センチって事はやたらと記述してあるのに重さがどこにも書いてないんですよね。
実際に購入した人のレビューなどから拾ってきた数字にはシングルサイズで7kg程度と書かれてあったので、正直な所「なんでえ、大して重くないやん」と思ったのが本音でした。
逆にそれぐらいのボリュームがないと困るよな、ぐらいに思いましたね。
そして実際に使ってみるとそないに言うほど重くはありませんでした。
以前使ってたペラペラの安物布団よりも多少重くなったかな?っていう程度だったので上げ下ろしがしんどい、とは感じないまま現在に至っています。
真ん中だけ凹んだ
高反発マットレスなのにすぐに凹んでしまった、というレビューも見かけました。
確かにこれは腰痛対策で購入するにあたってへたってしまう、というのはかなりマイナスですよね・・
実際に使用している人の体型、体重、そして条件などなどこればかりは本当に使ってみないと分からないですからね。
あと、このヘタリに関しての記述は製品リニューアル前の「雲のやすらぎ」時の物と見受けられる物も多かったです。
リニューアルして「雲のやすらぎプレミアム」になってからは公式サイトに「へたりにくい仕様に生まれ変わりました!」とデカデカと書いてあるので、ああやっぱりそれは自覚してたんかなあと(笑)
とりあえずここで思ったのは「そういう時こそ100日間の返金保証を使えばいいや」と思いましたね。
半年間ほど使っていますけどもさすがに真ん中だけ凹んだなんて事はありませんです(笑)
返品する事もなく未だに愛用していますしね。
敷きっぱなしにすると床が結露
万年布団って別にこの製品でなくてもそうなるやん・・・って思いましたけどね(笑)
ベッドなんかはスノコ状の加工がしてあったり通気性には気を使っているので、これはこの雲のやすらぎプレミアムだけに限った話ではないのでは・・・・?
マットレスを床に直置きすると確かに結露が怖いとは思います。
そして、それによって何より怖いのはカビが生える事ではないでしょうか?
対策としてはやっぱり床から離すために直置き専用のマットレス用スノコを敷いたりとか、あとは安価な対策としてはアルミシートなどを敷くと良いらしいです。
それによってフローリングとマットレスの間に強烈な温度差が発生しにくくなるのでカビ対策になるそうですよ。
1畳の大きさの除湿パッドなんかも最近は売られてますし、そもそも直置きを考えている場合はどんなマットレスでもそれなりの対策はしておかんとダメやと思いますね。
我が家では布団として扱ってますから、毎朝上げ下ろししてますのでこれを検証する事が出来ませんでした。
仮に将来、直置きする事になったとしてもスノコを使うと思います。
開封時の匂いが独特
これに関しては製品到着時、何も思いませんでしたねえ。
「新しい布製品や~」みたいな臭いはちょっとぐらいはしたかもしれませんが、製品到着時の自分の書いた文章を見ても臭いに関しては何も言及してないので、きっと何にも気にならなかったんやと思います(笑)
寝具に羊毛や羽毛が使われている場合には動物性油脂のせいで独特の臭いがする事があるそうで、通販サイトには予め書かれていたりする事もあります。
雲のやすらぎプレミアムは5層構造になってまして、その内の1つにフランス産羊毛のロレーヌダウンが使われています。
なので、一応は獣毛の寝具というカテゴリになるのでしょうけども僕の場合、開封時の臭いは何も気になりませんでした。
使って行く上での臭い、となるとこちとらもう50代目前のおっさんなのでそれは仕方ないですしね・・・
窓際やベランダに立てかけて天日干しでもする事にしますよ(笑)
収納しづらい!
これに関しては確かにそうかもしれません(笑)
なんせ17センチの分厚さ、そして5層構造の高反発マットレス。
三つ折りにしてもゴムバンドしなければ「バイーン!」って戻ってしまかねないほどです。
なので普通の布団みたいに手軽に扱えない、という事は確かです。
自分としては元々「ちゃんとした布団」を購入したいな、と思ってた所に「腰痛対策には高反発マットレス」という事を知ったのでこの部分は半ば諦めてた所もありましたけれど、付属のゴムバンド2本を掛ける手間は1週間もすると慣れてしまいました。
きっと収納という事を考えてる方はよく売られているパタパタと折りたためて綺麗に収まるタイプの物を想像されてると思うのですけども、この雲のやすらぎプレミアムは限りなくマットレスに近いためにそういった汎用性はないですね。
布団としての収納しやすさはなんとかギリギリ保ってる、という表現が正しいかも知れません。
厚くてカバーができない!
この悪評を見た時には「ほんまかいな(笑)」と思わず声に出ましたが、厚すぎるのであればええやんかいさ、とも思いました。
しかし、これはきっと手持ちのカバーが掛けれなかった、ちゅう事なんですかね?
当方は雲のやすらぎプレミアムを購入と同時に、3重ガーゼボックスシーツ(5,980円)を購入しました。
この3重ガーゼボックスシーツのサイズを見てみる事にしましょう。
当方はシングルサイズの物を購入したので100×200×25cmでした。
ニトリで売られているシングルボックスシーツは100×200×30cmや100×200×38cmなど厚さが違う物が混在しています。
という事は市販のボックスシーツは雲のやすらぎプレミアム専用のシーツよりは分厚い物に対応している、という事なので「厚すぎてカバー出来ない」というのはもしかしたらペラペラ布団で使う様な布団カバーが使えない、という事なのかな?
同じニトリで「敷き布団カバー」で検索してみると、確かに「敷き布団カバー」という製品もたくさんありました。
製品のサイズは幅105×奥行215×高さ2cmとこれは高さが足りませんね・・・・
なので「ボックスシーツ」ではなく「敷き布団カバー」を利用したい場合は、厚さが余裕をもって20cm以上と記載してある物を選べばいいのではないのでしょうか。
思ったよりも柔らかくてダメだった・・・
こればっかりはもう好みの問題、としか言い様がないところもありますが・・・
これ以上固い物となるとそれこそスプリングコイルが入ったマットレスとかじゃないとダメな気がします。
ウレタン製マットレスの硬さを表す単位として「ニュートン」があります。
主にこんな感じです。
- 60ニュートン(N)以下:低反発
- 60〜100ニュートン(N):普通
- 100ニュートン(N)以上:高反発
ちなみに雲のやすらぎプレミアムのカタログスペックは150ニュートンになりますのでかなり固め。
あとは自分の体重と比較してニュートン値を決めていくのですが
- 体重45kg以下:100ニュートン
- 体重45〜80kg:140ニュートン
- 体重80kg以上:170ニュートン
という目安があります。
これによると雲のやすらぎプレミアムは体重55kg~90kgぐらいの人に取ってはちょうどよい硬さ、という事になりますね。
当方は78kgあたりを前後していますので、硬さに関しては本当に気分良く眠れています。
実際に触れる事が出来ない、という場合は実際の店舗にてニュートン値が表示されているマットレスなどに寝転がって見るのも手ですね。
数字を知っているか知らないかでは比較の仕方も変わってきますし。
腰痛が治らなかった!もしくは背中が痛くなった!
元々は自分も寝具を見直そうと思ったのは腰痛がきっかけでしたので、これはとても気になる部分。
しかし、腰痛が発覚した時にちゃんと整形外科で診察はしてもらってます。
その時に言われたのは寝具だけが問題ではなくて
- デスク作業の時に足を組む癖があるなら治しなさい
- 1時間に1度は椅子から立ち上がって歩いたり腰を伸ばしなさい
- 出来るのであれば寝る前にストレッチをして筋肉をほぐしなさい
という事も聞いていました。
生活習慣というか、腰に対する悪い習慣がちょっと多すぎますよという事も注意されてたんです・・
寝具の見直しはその習慣を治す、プラス寝ている時の負担を軽減するのが目的でした。
実際に雲のやすらぎプレミアムを購入してから腰痛は確かに治りつつあります。
でも、それはこのマットレスを購入したからではなくて、上記の3つを実践したからという方が大きいかもしれません。
8時間寝ているのであれば、残りの14時間は起きているわけですからその間の習慣も変える努力も大事だと思います。
もちろんそんな時間が取れない、出来ないという方もいると思いますし、とりあえず寝具だけで腰痛が治って欲しいと願う人もいるでしょう。
ただやはり体格や性別などなどケースバイケースですので、この寝具にしただけで腰痛が治ったとは言えないですね・・
寝ていて背中が痛くなったような事は今まで一切ないですね。
あと、寝違いで首が痛くなった事もこの雲のやすらぎプレミアムに変えてからはありません。
雲のやすらぎプレミアムで寝ると暑くて眠れない!
これに関しては様々な理由が考えられますが、一番の理由は「暑い時期に羊毛側を表にして使用している」事だと思います。
雲のやすらぎプレミアムは5層構造になっていて秋冬用にはロレーヌダウン(フランス産羊毛)側を、春夏用にはマイティトップⅡ側を使用するようになっています。
特に体圧分散に関しては身体にくまなく張りつく様に密着する為に、真夏に秋冬用を表にしているとそれなりに暑いと思います。
腰痛対策って事に関しては温める方が良いのでこれは本当はありがたいのですけどね。
後は体温によって感じ方はまるで変わってくると思うので、好みの面を使えばいいかなと。
自分は正直、どちらの面でも暑いとは思いませんでした。
あまり汗をかかないせいもあるかもしれません。
雲のやすらぎプレミアムはどんな人にオススメか
自分としてはいわゆる「底辺に近い寝具クオリティ」からこの「雲のやすらぎプレミアム」になったので、他社製品との比較ってのは全く出来ないんですが、これに買い換えてよかったなと思います。
公式ショップから購入したので100日経過後の15日間だけ適用される「返金制度」を使えるのですけども、これを使う気は一切ありません。
ちなみに、公式サイト以外からの購入では返金制度は使えませんので注意!
私個人が思うのは
- マットレスではなく布団タイプを探している
- 不眠で悩んでいる
- 慢性的な腰痛で悩んでいる
- ほどよい硬さの寝心地を求めている
この4つが当てはまるのであれば、100日利用後の返金制度を利用前提で試してみるのをオススメしますね。
そして、その返金制度が使えるのは「公式ショップからの購入」のみです。
ヤフオクやメルカリで中古が出ているからと買ってしまったり、Amazonや楽天で購入したりすると使えないので注意です。
ああ、今日も眠るのがとっても楽しみなのですよ。
ぜひこの幸せを味わって欲しいですね(笑)