今年、小学生になった娘が泣いて帰って来ましてね。
「同じクラスの男の子に毛深いとからかわれた」と・・・
ああ、自分もね。小学生だった時があるからね覚えてるんだよ。
子供って残酷なのです、大人以上に。
「そうかあ・・・」と娘を抱きしめながら「なんとかせねば」と思案を巡らせるおっさん。
そう、これは「心の健康」を守るための戦い!娘の、そしてこのおっさんの。
なので色々と調べてみましたら、それなりに皆さんお悩みのようですね・・・
中にはサロンの子供用コースに通わせてる、というセレブな感じな人もいるようですが、限られた予算ってのがありますわね我々のような庶民には。
色々見てみると「初回3980円!」っていう脱毛サロンもあるんですけども、長いページをスクロールすると「合計30万円」って記述があり、これはあれだな?気が弱いとそのままローン用紙に記入させられてしまうアレだな?なんて考えてしまうんですよね。
なので、自宅で出来る方法を模索するとぶち当たったのが「脱毛クリーム・ローション」の世界。
色んなのあるんですよ、めちゃめちゃ強力そうなヤツとかね。
だけども今回大事なのは「小学生に使っても大丈夫なお肌に優しい、そしてちゃんと効果がある物」といういわば2つの願いを同時に叶えるなかなか贅沢なテーマ!
そこで知ったのが株式会社鈴木ハーブ研究所のパイナップル豆乳脱毛クリーム&ローション。
天然成分配合でYahoo!ショッピングでも上位常連のこのシリーズを試してみようと思ったのだ。
パイナップルと豆乳を商品名に掲げてるだけになんかこう・・・・肌に優しげな感じがするじゃないですか。
この商品の事を知った時にこれなら小学生でも大丈夫かな?と思ったわけです。
さあ、めくるめく脱毛の世界へとFly Away!
しかし、その前に!知らなければならないのが脱毛の世界のもう少し詳しい事なのだ。
いわゆる「脱毛のカテゴリー」である。
脱毛という目的には3つの種類の行為がある!
簡単に「脱毛」と言いますが引っこ抜くのが脱毛なのか?剃ってしまうのは「剃毛」か?
色んな疑問があったんだが、どうやら3つのカテゴリーに分類されるらしく、それぞれに使用されるものも違うっぽい。
まずはその3つをきっちりと知る事が大事なようなのだ。
毛根から毛を根こそぎ引っこ抜く「脱毛」
これは文字通り毛を引っこ抜くというやり方。毛抜きでブチって抜くアレだ。
しかし、おわかりの様にこれはめちゃめちゃ痛いし肌にも負担がかかる。
これを例えばサロンで行う場合なんかは永久脱毛と言って、レーザーで毛乳頭を焼いてしまって二度と生えないようにしてしまったりも出来るらしい。
もちろんこれはそれなりの値段がしますわね。(年間16~20万円前後)
通ったりするのもとても面倒だし、しかも今回は「小学生」に行うわけですからこれは却下。
それなりにリスクもありそうですしね。
シェーバーやクリームで毛を取り除く「除毛」
カミソリでゾリッと剃るのも除毛・脱毛クリームを塗るのもこの「除毛」という行為に当たる。
剃る、というのは刃でざっくりと毛そのものを除去するのでとてもわかりやすい。
もちろん毛根は残るので時間が経つとまた生えてくる。
おっさんなら毎朝ヒゲを剃ってるからそのシステムは容易に理解出来よう。
で、市販のクリームってのはどういう作用をするのか?
これは含まれた成分によって毛を溶かして、途中で毛を切ってしまうという事のようだ。
もちろんこれも剃った時と同じく毛根は残るのでいずれはまた生えてくる。
そもそも、毛根ごと除去するようなクリームはこの世にはないそうで。
そうそう。クリームを使うメリットとしては、カミソリで剃った時みたいに毛の切り口がチクチクしない事。
毛を溶かしてしまうので毛の切り口がかなりマイルドになるのだ。
しかし、クリームもシェーバーでの処理もどちらも「定期的なケア」が必要になるのは仕方ないって事ですかな。
毛を細くしたり発毛を遅らせる「抑毛」
上記二つの方法とはかなりアプローチが変わるが、特定成分を毛に触れさせる事によって毛を細くしたり発毛自体を遅らせるやり方がこれ。
たとえば大豆イソフラボンは女性ホルモンと成分が似ているのだけど、これにより男性ホルモンを抑えて発毛を遅らせるという事。
もちろんこのやり方そのものには毛を除去するという事は一切期待出来ないし個人差もある。
それこそ数ヶ月単位での施術が必要になってくるのだけど、その代わり肌へのダメージが少ないというメリットがある。
即効性を期待するにはこの「抑毛」は不向き。
しかし「除毛」も毛根が残るのでパーフェクトではない。
という事は「除毛」した後にこの「抑毛」ケアを取り入れてみればいいのではと思ったんですよ。
この「パイナップル豆乳除毛クリーム」は上記の「除毛」にあたり
「パイナップル豆乳ローション」は「抑毛」にあたる製品。
なので、成分が共通する同一ブランドで除毛からアフターケアまでを行えるってわけだ。
では、それぞれの製品について詳しく掘り下げていってみようか。
パイナップル豆乳除毛クリームで「除毛」しよう!
まずはその毛を取り除くところから開始。
娘に試す前にまずこのおっさんが自ら実験台となろう。それが父としての役目。
使用方法は簡単。塗って伸ばして10分放置、そして拭き取って洗うだけ
手に絞り出して見ると白いクリーム状でイヤなキツい匂いもなかった。
かといってアリが寄ってきそうなパインの甘い香りも豆くせえ野趣あふるる香りもしない(笑)
まずはパッチテストだ、と思ってスネ毛の一部分に付属のスパチュラでクリームをのばす。
そして放置して拭き取ってみた。
・・・・・・恐るべきパイナップル除毛クリームの効果を見ることになる!(グワーン!)
(懐かしの水曜スペシャル川口浩探検隊シリーズっぽく)
果たしてスネ毛は本当に『抜ける』のか?
これはすごい。なんとも簡単だ。
非常に見苦しい、ヘタするとグロ画像になるかもだがその写真を公開する!
これはびっくりである。この剛毛がここまで抜けるとは正直思わなかった。
おっさんのスネ剛毛が抜けてくれるのであれば子供のムダ毛など余裕であろう!
脱毛の性能はよくわかった。
あとはこのクリームが肌へのトラブルを引き起こさないか、という点である。
肌へのトラブルはあるのか?~1週間経った後の様子はいかに
足に出来た「ミステリーサークル」をそのままに1週間過ごすのはなかなかキツいな、と思いつつももうこの年になると半ズボンはいて外歩いたりしないので大丈夫かと思い直す。
まあね、例え半ズボンで歩いたとしてもよ。こんなおっさんのスネなんて誰が見るってんだい。
除毛クリームでのトラブルといえば肌が赤くなったり、かゆみが出たり発疹したりする事らしいですが、僕の場合はそんな事は全くありませんでした。
へえ、こんな簡単ならスネ毛全部行っちゃって半ズボンデビューしようかな?とも思いましたけども、そもそもの目的を見失っている感があるので中止。
1週間特になにもなければ、これはもう大丈夫だなと判断して本来の目的である小学生の娘に塗ってみる事にする。
・・・・大人なら大丈夫でも子供ならトラブルが出るのかもしれない。
でもそれをビビってても先には進めないので娘に理由を説明すると
「じゃあまず左手の上腕部のとこを少しだけ試してみたい」との事でした。
もしかゆくなったりしても少しなら我慢出来るから、との理由。
小学1年の娘の上腕部に塗ってみた結果
いよいよ小学生の娘に塗って試してみる事に。
自分が使った際よりも、すこし薄目にクリームを塗ってみました。
塗ってる放置してる最中に「しみたりしてない?」と聞いてみても大丈夫との事。
拭き取るとスーッと毛がなくなり、娘は「うわーーーすごーー!」と大喜び。
だけどね、ここからなの大事なのは。かゆくなったりブツブツ出るかもしれないし。
1日目、2日目と心配しながら状態を確認してましたが何の問題も出てない、との事。
これなら大丈夫かも、と思ってまずは腕全部の脱毛にトライ!
すっかりキレイになって誇らしげな娘でありました。
もちろん、これには個人差があるだろうという事は明白。
なんせ毛はタンパク質。それを溶かしちゃうほどの成分ですしね。
なぜに肌に優しいのか?その成分を調べてみよう。
優しいだけでは毛を取り除く事が出来ないはず。
なので、コイツが一体どのような成分で出来ているのかを調べてみた。
このクリームの有効成分はチオグリコール酸カルシウムという物。
ほとんどの脱毛クリームにはこの成分が使われているようで、この物質はたんぱく質を分解する働きをする。
その働きでタンパク質で出来ている毛を溶かすわけだが、やっぱり肌にも優しくはないようで。
人によっては肌のかゆみや発疹などのトラブルがあるようだ。
そして、そのままだと特有の匂いがあり、この匂いがいわゆる脱毛クリームの香りとして認識されている。
このパイナップル豆乳除毛クリームはチオグリコール酸カルシウムの成分を活かしながら
■ 匂いの低減
■ 肌をケアする成分の配合
を目指して開発されている。
以下は公式サイトからの引用文である。
除毛成分『チオグリコール酸カルシウム』は特有のイヤな臭いがあるため除毛クリームを使ったことのある人には敬遠されがちでした。しかし、臭いさえなければこれほど有効な成分はありません。
そこで臭いを抑えるための研究をすすめた結果、チオグリコール酸カルシウムの有効性を下げずに、臭いだけを分解することに成功。独自の特別な方法で、分解とコーティングをすることで、除毛クリーム特有の鼻をつくイヤな臭いを抑えた、除毛クリームが完成しました。臭いを抑える方法は、「分解する」か「包み込む」の2通り。一般的な消臭剤は包み込む手法をとっていますが、この方法は時間がたつと外郭が取れて臭いが復活し、容器密閉しておくと保存期間によってはその効果が失われてしまいます。分解する方法は、同時に成分そのものの有効性まで失われる可能性が非常に高いのです。パイナップル豆乳除毛クリームは、分解を主としてコーティング技術をあわせて臭いを抑えています。
なるほど。成分の効き目と香りのバランスをとりつつ・・・って事ですな。
そして、商品名になっているパイナップルと豆乳はなんじゃい?って話ですが全成分はこちら。
全成分:<有効成分>チオグリコール酸カルシウム <その他の成分>尿素、大豆エキス、ツボクサエキス、オウゴンエキス、イタドリエキス、甘草エキス、茶エキス-1、ローズマリーエキス、カモミラエキス-1、BG、濃グリセリン、ミリストイルメチルタウリンNa、オレイルアルコール、セテアリルアルコール、POEセチルエーテル、流動パラフィン、フェノキシエタノール、水酸化Na、精製水、香料
パイナップルは見当たらないですが、これはもう一つの製品である「パイナップル豆乳ローション」との製品名との兼ね合いでしょうか。
豆乳は大豆エキスの事でしょう。大豆には女性ホルモンと成分がよく似ているイソフラボンが含まれており、これにより男性ホルモンの働きを抑えて発毛を抑制するって事ですな。
その他も化粧品でよく見かけるハーブエキスも含まれております。
このクリーム単体だけでも足し引き算の感覚でトラブルを限りなく減らそうとする製品開発意欲が伺えます。
実際にこのおっさんはこのクリーム単体だけでも毛は抜けたしトラブルもなかったですから。
ただ、これだけではやっぱり心配。
なぜなら、見た目はキレイになっても毛根が残ってるし毛は育ってくるわけですよ。
その毛根の育成を抑えなければいけない・・・・!
そこで同じ製品群である「パイナップル豆乳ローション」の出番なのです。
パイナップル豆乳ローションで脱毛後のケアをしよう!
さて、ここで「パイナップル豆乳」製品群のもう一つの製品である「パイナップル豆乳ローション」の出番。
この製品は3つの脱毛カテゴリーの「抑毛」を行う製品群でありいわゆる即効性はない。
これ単体だけではいわゆる「化粧水」にあたる働きだと当方は捉えました。
ただ、除毛をしても毛根は残っているのでこの製品で除毛後の肌ケアをしつつ毛が育つのを抑えようという製品コンセプトなんでしょう。
製品の大きさはこんな感じ。
パイナップル豆乳ローション単体では除毛効果はあるのか?
気になるのはコイツだけで果たして除毛効果はあるのか?という事。
おっさんは右足でパイナップル豆乳除毛クリームを実験したが、反対側の左足にコイツを塗り込んでみるという実験を行ってみた。
毎晩風呂上がりに少量をすり込む、というのを1週間続けてみたけども大して変化はなかった。
毛が細くなったり「あれ?薄くなったかな?」という実感もなし。
というわけで、除毛効果はない、という判断をせざるをえない。
なので、この製品だけで除毛を行おうとするのはいささか無理があるな、という判断。
いや、もしかしたら半年ぐらい塗り込んでたら何かしらの効果があるのかも知れませんが、普通ね、そんな悠長に待ってられんでしょ。
成分を紐解いてみると見えてくる使用の目的
ではこの製品は一体何の為に存在するのか、という事なんですがこれはきっと
■ パイナップル豆乳除毛クリームで見た目をまずキレイに除毛。
■ パイナップル豆乳ローションでアフターケアをしながら発毛を抑える
という二段構えの製品群なんだろうな、という事。
少しボケてますが、パイナップル豆乳ローションの公式サイトから全成分を引用してみよう。
全成分:水、エタノール、ダイズ種子エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、豆乳発酵液、イリス根エキス、テトラヒドロピペリン、パイナップル果実エキス、ザクロ果皮エキス、パパイン、カルボマー、アルギン酸Na、BG、ペンチレングリコール、メチルパラベン
各成分の主な肌の働きはこちら。(公式サイトからの画像を引用)
このように除毛という言葉は1つも出てこないし、パイナップル豆乳ローションの公式サイトには・・
(※) 本ページでいうムダ毛対策(ムダ毛ケア)とは、ムダ毛処理後の肌を整え、お手入れを楽にするということです。
という文言が書いてある事から、これはアフターケア用の製品だと断言できそうだ。
実際の使用感~匂いは?塗った後のかゆみなどトラブルは?
実際にこのローションを手に出してみると、とろみもなく完全な液体で無色透明。
パイナップルの匂いも大豆の匂いもなく、少し消毒アルコールのような匂いがします。
いわば女性用の化粧水みたいな感じですな。
化粧水と同じ感覚なので、こちらのローションは塗った後に洗い流さなくてもよいから運用もラクチン。
塗ってみたらすこしひやりとする感じがして心地よい。
このヒヤリ感が後からトラブルを呼ぶのでは?と少し心配になったのだが大人が1週間使い続けてみても何のトラブルもありませんでした。
なので、パイナップル豆乳除毛クリームで脱毛した小学生の娘のアフターケアに使用開始。
本人はこの匂いに嫌がる様子もなく、元々保湿剤として使っていたプロペト(かなり粘り気がある)よりはいい!とご満悦でした。
そして、娘にもトラブルは発生せず。
このローションで発毛を抑制する事が出来てるかどうかまではまだわかりませんが、パイナップル豆乳ローションの公式サイトには「翌日に効果が出るものではない」「使い続ける事が大事」と書いてあるので、脱毛に関してはブランドを揃えておく方が気分も楽かな、と。
使い続ける事が前提のこのローションの方には定期購入コースが設定されており、しかも初回に限り3本8,100円が5,400円と1本サービスという形になっているのも嬉しいポイント。
なので、いかにして安く買うか、というシミュレーションを行ってみる事にしましょう。
一番お得な購入方法
Amazonや楽天にも取り扱いはあるが定期購入コース割引は公式サイトのみ
この二つの製品はどちらもAmazonや楽天などのネットショップでも売られている。
「パイナップル豆乳除毛クリーム」はAmazonでの販売価格はプライム対応で3,508円。
楽天には鈴木ハーブ研究所のショップがあり販売価格は2,808円の送料別(700円)。
パイナップル豆乳ローションの公式サイトも楽天と同じ価格の2,808円の送料別(700円)。
Amazonプライム価格は送料の700円を上乗せした金額設定がされているので、どこも同じ価格に設定されているという事になる。
もう一つの製品のパイナップル豆乳ローションの方もAmazonはプライム対応で3,400円。
楽天の鈴木ハーブ研究所ショップは2,700円とAmazonの方は同じく送料分上乗せとなっている。
ただ、パイナップル豆乳ローションの公式サイトの方には定期購入コースの3本5,400円(送料は無料)という格安の割引が唯一設定されているので、ローションは公式で買うのが一番安上がりになる。
1ヶ月の料金シミュレーション
パイナップル豆乳除毛クリーム・・除毛1回(腕・足):2,808円+700円(送料)=3,408円
パイナップル豆乳ローション (1ヶ月2本)=定期購入コース利用の5,400円
の合計、8,908円を支払って、今の所は継続してローションのみを使用している。
今の所、2ヶ月目ですが目立った発毛はなく除毛クリームの方はまだ注文しなくて良さそうだ。
ローションの量も徐々に減らしていこうかと思ってるので1ヶ月に1本ペースであれば、毎月のランニングコストは3000円以下になる。
サロンに数十万払うこと、通う手間を考えたらこれは安くてなんともお手軽だ。
・・・これで娘が気分良く過ごせるのであれば安いもんだなあ、というのがおっさんの感想です。
一番の懸念だった「子供に使っても大丈夫なのか?」という事は我が家ではクリアになりました。
何より、肌トラブルも発生せずに娘が喜ぶ顔が見れたのが親としては一番嬉しい。
そして、この製品がAmazonで評判なのも実感出来てすごく有意義な体験でした。
・・・・・・・右足のこの部分脱毛をどうすべきか・・・・。
オレもこれを使って両足スベスベの半ズボンデビューしてみようかしら・・・・